米ABI Researchが米国時間2010年4月5日にまとめたモバイル市場に間する調査結果によると、2009年におけるモバイル・アプリケーションのダウン ロード件数は推定24億件だったが、2010年は60億件近くにのぼる見通しだ。主な要因として、同社はスマートフォンの販売増とアプリケーション配信ス トアの普及を挙げている。
モバイル・プラットフォーム別で見ると、米Appleの「iPhone OS」でのアプリケーション・ダウンロードが市場の過半数を占めており、この傾向は2015年まで続く。iPhone対応アプリケーションは12万 5000種類以上あり、2010年のダウンロード件数は30億件を超える見通し。また、最も急速な伸びが予想されるのは、現在3万種類のアプリケーション が利用可能な米Googleの「Android」で、2010年のダウンロード件数は8億件に達すると見る。
市場全体のダウンロード件数は2013年まで増加し続け、2014年から減少に転じると予測する。一方、アプリケーション収入は2012年に減少 する見込みだ。競争激化による値下げに加え、必要不可欠なアプリケーションは無償あるいはスポンサ付きで配信されるようになるためだと、ABIは説明して いる。
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