Web調査会社である米Net ApplicationsのNetMarketShareが米国時間2010年4月4日にまとめた調査結果によると、米Googleが中国向け検索サービスを香港経由に移してから、香港版検索サービス「Google.com.hk」の世界シェアが3%に上昇した。
Googleは3月22日に、中国本土の検索サービス「Google.cn」における自己検閲を停止すると発表し、Google.cn へのアクセスを香港拠点にリダイレクトして、本土向けの簡体字サービスを検閲なしで提供する手法に切り替えた(関連記事:Google、中国向け検索サービスの検閲を停止)。
NetMarketShareの測定によると、Googleが中国版サービスの自己検閲停止を発表するまでは、Google.cnのシェアは2%前後で推移し、一方Google.com.hkのシェアはほぼ0%だった。3月22日のシェアは、Google.cnが1.68%、Google.com.hkが0.93%と動きを見せ始め、翌日にはGoogle.cnが0.10%に落ち、Google.com.hkは2.72%に増加した。
その後、Google.com.hkのシェアは3月25日に3.12%を記録したが、現在まで2%~3%未満を推移している。
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(ITpro) [2010/04/05]
2010年4月5日月曜日
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