米Datamonitorは米国時間2010年4月14日、モバイルアプリケーション開発に関する調査結果を発表した。それによると、主要な五つのモバイルプラットフォーム(iPhone OS、BlackBerry、Windows Mobile、Android、Symbian)はいすれも開発者の間で好評だが、特にiPhone OSの人気が高かった。
217人の開発者を対象にアンケート調査を実施したところ、81%がiPhone OS向けアプリケーションを開発中または開発予定だと回答した。iPhone向けアプリケーション配布サービス「App Store」では現在18万5000種類以上のアプリケーションが登録され、ダウンロード件数が30億件を超えていることを考えれば、当然の結果といえる。
BlackBerry向けアプリケーションを開発中または開発予定という回答者は74%、Windows Mobile(次期OSのWindows Phoneも含む)は66%だった。Androidが64%、Symbianが56%と続いた。
Windows Mobileの支持が予想より高かったことについてDatamonitorは、「プラットフォーム自体が必ずしもユーザーフレンドリーでないとしても、ツールベンダー大手としての米Microsoftの存在が影響している。開発者はプラットフォームを選ぶ際に、ツールの品質も重視するからだ」と分析している。
なお、LiMoやWebOSといったモバイルプラットフォームをサポートするという開発者は30%にとどまった。
[発表資料へ]
(ITpro) [2010/04/16]
iPhone OSがモバイルアプリ開発者に最も人気 - 調査・統計ニュース:ITpro http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Research/20100416/347181/
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